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おやぢロックの友:アウトテイク
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好きな音楽のこととか、映画のこととか、なんかユルユルなことをメモ的に書いてみます。日記はムリ。自己紹介ったって、あとは何だ、好きなものでも書いておくか。アメリカン・ロックとか、西部劇全般、クリント・イーストウッド、サム・ペキンパー・・・おやぢ臭いな。えーと、ルーシー・リューが好き。
そうだ、あと、女子ソフトボールを応援してます。

■ブログにメアドは載せない方がいいらしいけどね。
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カッサンドル・ポスター展

2017/03/27 15:04
昨日は埼玉県立近代美術館にて『カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命』観た。入場料1000円。

雨だし寒いし体調もイマいちだし面倒臭いと思ったけど、最終日なので東武東上線、武蔵野線、根岸線と小刻みに乗り継いで行ってきた。

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カッサンドルは、1920年代から40年代くらいにフランス、アメリカで活躍したグラフィック・デザイナー。作品はよく知ってるけど、日本でのまとまった回顧展は20年ぶりだそうだ。

デザイン学生の頃、カッサンドルの大胆で力強い構図と、特徴的なタイポグラフィに憧れて、パステルでグラデーションを描いて、カッサンドル風の、インスパイアって言うんですかね。まあパクリですけどね。学生だからパクってもいいんです。よくそんなポスターを描いてたのを、急に思い出して恥ずかしくなった。

一部原画が展示されていて、それも貴重だけれど、やっぱり実物のポスターはその大きさに感動する。
展覧会は、雑誌の表紙仕事や、絵画作品も展示されていたが、正直、ポスター作品ほどの冴えは感じられなかった。時代が変わってアール・デコ調のデザインを求められなくなったんだろうけど、そうなるとカッサンドルらしさを失ってしまうのだ。それだけ時代と作風がぴったり合ったということなんだろうと思う。
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パロディ、二重の声

2017/03/20 00:03
今日は東京駅のステーションギャラリーにて『パロディ、二重の声』展を観た。入場料900円。

サブタイトルとして「日本の一九七〇年前後左右」とある通り、60年代から80年代くらいまでの日本のパロディものを集めた展覧会。

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僕のいちばん好きなやつ。60年代の赤瀬川原平、横尾忠則らのアート作品から、長谷邦夫のパロディ漫画、70年代後半から80年代にかけての雑誌「ビックリハウス」の功罪。最後のパートは、マッド・アマノのパロディ裁判の記録。さらに横尾忠則や伊丹十三の映像作品まで。

併せて様々な作家(井上ひさし、清水義範、和田誠などなど)のパロディに対する言葉も展示され、日本のパロディの歴史、パロディとは何かを考察していく、そういう意味では極めて真面目な企画展だった。

  もともとパロディというのは他人の褌で角力をとり、しかもそれ
  を汚してから相手の顔に投げつけるようなもので、相手は当然怒
  り心頭に発し、またそうでなくてはパロディは面白くない。だか
  らパロディ屋は最初から犯罪意識を持ち、裁判沙汰も覚悟しなけ
  ればならないだろう。         (和田誠・一部抜粋)

本展とは関係ないが、最近だとパーマ大佐の「森のくまさん」騒動が記憶に新しい。僕はパロディが大好物なので、文句を言ってくるなんて小せぇなあと思ってしまうけれど、受け取り方は人それぞれだし、世の中意外とマジメな人は多いのだ。裁判で負けたら悪い人(それはそうなんだけど)となっちゃう。でもそのスレスレでやっていくしかないんだろう。

レアな作品も多く展示されていたので、久々に展覧会図録を買ってみたら、マッド・アマノの判例集全文も掲載されていた。異様に豪華な造本なのは、これも何かのパロディなのかな。
あとオマケでポスターも付けてもらった。B3横イチ。なるほど電車の中吊り用ポスターだな。さすがステーションギャラリー主催!
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あたらしいエクスプロージョン

2017/03/19 13:26
昨日は新しくできた浅草九劇にて、ベッド&メイキングス『あたらしいエクスプロージョン』を観劇。

作・演出=福原充則、出演=八嶋智人、川島海荷、町田マリー、大鶴佐助、富岡晃一朗、山本亨。

3月にオープンした浅草九劇のこけら落とし公演なんだとか。100席ちょっとと、狭いけれどとても雰囲気のいい劇場だった。

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終戦直後の東京で、GHQの監視の中、新しい映画を作ろうとする三流の映画人たちの奮闘に大笑いし、そして感動した。
「映画が戦争に負けた、しかし次は勝つ」と意気込む映画人の物語の熱さと、役者の熱演で、劇場の熱量がすごいことに。出演者わずか6人なので一人数役をこなすが、その混乱ぶりも演出になっていく。
とくに八嶋智人は膨大なセリフと共に、ほぼ出ずっぱりで圧倒する。テレビでも活躍する八嶋智人(劇団カムカムミニキーナ)や、川島海荷(元9nine)や、町田マリー(劇団 毛皮族)らを目の前で見る贅沢さ。

映画好きに突き刺さるセリフがいくつもあった。戦時中の国策映画でさえも、とにかく映画を撮りたかったんだ、という監督。現在はひとつも映画館がないが、かつては映画街だった浅草という地に対する思いも、福原充則の中にあったのではないかと思う。

ネットの演劇情報でたまたま見つけて、慌ててチケットを取ったけれど、本当に観て良かった。
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お気に入りの角度。

2017/03/10 00:16
ジャズ・トランぺッター、ドナルド・バードが1963年に発表した
『ア・ニュー・パースペクティブ』というアルバムがある。

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Donald Byrd Band & Voices/A New Perspective(1963)

「新しい角度」「新しい視点」という意味だろうか。ドナルド・バードがジャズとゴスペルを融合させた意欲作を、ブルーノートお抱えデザイナーのリード・マイルスが、グラフィックで表現した傑作ジャケットだ。
ドナルド・バードは、クラブジャズやヒップホップ系のアーティストの間で人気が高く、ネットの音楽情報をフラフラさまよっていると、ジャケットデザインも、ちょいちょいオマージュ作品を見つける。

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Tone-Loc/Loc-ed After Dark(1989)
西海岸のラッパー、トーン・ロックのデビュー作。
名前をドーンと大きく主張したデザイン。

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James Taylor Quartet/Hammond-ology(2001)
UKジャズ・ファンクのジェイムス・テイラー・カルテットのベスト盤。
上にオビを付けるのもリード・マイルスがよく使った手法だ。

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Various Artists/Blue Note Revisted(2004)
ブルーノート65周年(わりと半端な記念だな)に、クラブDJたちがジャズをリミックスした作品集。4曲目と9曲目がドナルド・バードのリミックスのようだ。

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incognite/Souvenir For Japan(2013)
「ドナルド・バード・トリビュート公演」まで行ったらしい、UKアシッドジャズのインコグニートの日本企画盤は、ジャケットもトリビュート。
一曲目でドナルド・バードの「ラブ・ハズ・カム・アラウンド」をカバーしているみたい。

日本のアーティストでもありそうだなあ。見かけたらココに加えたいので、ご一報お願いします。パクリじゃなくてオマージュですよ。
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有名すぎる文学作品をだいたい水木しげるの絵で読む。

2017/03/03 16:29
ドリヤス工場・著『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』と『定番すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』(リイド社)を買ってきた。新刊各850円+税。 


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タイトル通りの文学作品の漫画化。企画自体は目新しくもないが、これはとにかく絵にビックリして思わず買ってしまった。
このドリヤス工場という漫画家、水木しげるソックリの絵を描く。もう妖怪に取り憑かれたとしか思えないほど、水木しげるそのまんまだ。

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水木しげるのアシスタントの方なのかな、と思ったけれど、どうやら同人誌などでパロディ作品を描いていた人のようだ。しかしパロディもここまで徹底すればもはやホンモノ。60〜70年代の水木しげるのペーソスあふれる作風を再現している。

取り上げる文学作品は、例えば太宰治「人間失格」、森鴎外「舞姫」、夏目漱石「三四郎」といった日本文学を中心に、カフカ「変身」、トルストイ「イワンのばか」など、古今東西の有名作品が題材。
読者としては、それを10ページくらいの漫画で読む楽しさに加えて、もう一つ「仮想・水木しげる」で読む面白さがある。

手塚治虫そっくりの絵で最低な下ネタ漫画を描く田中圭一が登場した時も驚いたけれど、田中圭一は「手塚治虫が絶対描きそうにない漫画」を描いたのに対して(これはこれで好きだけど)、ドリヤス工場は「水木しげるだったらこう描いたかも」のパターン。
もうこのまんま、水木しげる道を極めてほしい。
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この一冊で「聖書」がわかる!

2017/03/02 01:13
白取春彦『この一冊で「聖書」がわかる!」(知的生きかた文庫)を読んだ。新刊680円+税。 

こないだ『秦氏の謎とユダヤ人渡来伝説』を読んで、そもそもユダヤ人って、ユダヤ教って何なのよと興味は移り、とはいえ本格的に研究するつもりもないので、安上がりで分かりやすそうな本を探した。

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いくつかの本をパラパラ見た中で、この本はユダヤ教=旧約聖書について大きくページが割かれ、かつそこから派生するキリスト教、イスラム教についても書いてあったので購入。二色刷りで図版も豊富、ボリュームの割に低価格。とても充実した内容の良本だった。

聖書のダイジェストと解釈、歴史的背景が分かりやすく書かれ、聖書の物語をより「生々しく」、語弊があるかもしれないが「人間くさく」感じることができた。
ますます分からなくなったことも、たくさん出てきたけれども。


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それでは今日は、ドゥービー・ブラザーズで「Jesusu Is Just Alright」を聴きながらお別れです。邦題は「希望の炎」だけど、僕の持ってたLPレコードではたしか「キリストは友だち」になってた気が。
元はゴスペルで、それをバーズがカバーして、ドゥービーはバーズのカバーのカバーだと思われます。
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ナイスガイズ!

2017/02/25 10:47
昨日はシネマサンシャイン池袋にて『ナイスガイズ!』を観た。
レイトショー割引につき1300円。  

ラッセル・クロウとライアン・ゴズリング主演の70年代風アクション・コメディ映画。シェーン・ブラック監督。

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あーこれ、オレ好きなやつだ。始まってすぐにそう思う。70年代から80年代くらいまで時々観たタイプのバディムービー。ニック・ノルティとエディ・マーフィの『48時間』とか、ロバート・デ・ニーロとチャールズ・グローディンの『ミッドナイト・ラン』あたりを思い出した。

1977年のロサンゼルス。この舞台設定だけでも絶妙にワクワクする。
ラッセル・クロウは、暴力で揉め事を解決するフリーの示談屋。ライアン・ゴズリングは、酒浸りのしょぼい私立探偵。
二人が抱える案件が繋がり、協力して捜査を始める。失踪した女を捜す、ありふれた案件に思われたが、いく先々で関係者が死に、暴力沙汰に巻き込まれ、やがて裏に大きな組織が、というハードボイルドの定石パターンがこれまたいい。

ライアン・ゴズリングには13歳の娘がいて、彼女がほとんどの場面で父親についてきて活躍するから、正確にはバディムービー+1だ。
ファッションも撮影のトーンも、70年代映画風の再現。音楽だって、アース・ウィンド&ファイアー、ビージーズ、クール&ザ・ギャング、アメリカ、ハーブ・アルパート、アル・グリーンと雰囲気バッチリ。

ただし映画のテンポやバイオレンスの表現はやっぱり「いま風」で、僕としちゃ、70年代映画のもうちょっと、ゆったりした「抜け感」とでもいうか、やさぐれた大人っぽさが欲しかったかな。それでもなかなか気分良く映画館を出られる。ここ大事。
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スーパーサラリーマン左江内氏

2017/02/22 15:46
今期のドラマでは、日テレ土曜夜の『スーパーサラリーマン左江内氏』を毎週楽しく見ている。

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原作の藤子・F・不二雄『中年スーパーマン左江内氏』(1977〜1978)は、子供の頃読んでいたし(大人向けの漫画だけれど、僕はもう藤子作品は全部読んでます)、今回のドラマの脚本・演出の福田雄一の作風も好きだから、ドラマ化のニュースは嬉しかったが、深夜ドラマじゃなくて、土曜の9時から放送?大丈夫なの?と心配していた。
でも始まってみれば、いい感じの脱力感が面白い。

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そして前回の放送で、ムロツヨシ演じる小池刑事が、あの(ラーメン大好き)小池さんだったということにようやく気がついた。僕としたことが!あのモジャモジャ頭とメガネ。そうだよ、小池さんだったよ。

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と嬉しくなったところで、懐かしい原作漫画が復刊されているのを見つけて、解説:福田雄一とあったので買ってきた。巻末の解説によると、福田雄一は僕と同じく「コロコロ世代」とのこと。

  人間をギスギスした感じに描かないよう意識しました。悪役や
  鬼嫁も登場しますが、基本的に根っからの悪人は登場しません。
  なぜなら、F作品の根底には「人間っていいものだ」というメッ
  セージが流れていると感じるからです。     (福田雄一)

いまハリウッドでは、アメコミ原作のヒーロー映画が続々と製作されているが、近頃のヒーローはやたらと苦悩する。鬼嫁に勝てない左江内氏もそんなヒーローの日本版だ。
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秦氏の謎とユダヤ人渡来伝説

2017/02/17 14:51
坂東誠『秦氏の謎とユダヤ人渡来伝説』(PHP文庫)を読んだ。
新刊600円+税。

こないだ六本木に行った時、時間つぶしに寄った本屋で買ってみたら、思いのほかハマった。

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古代イスラエルを追われたユダヤ人がアジアに散り、シルクロードに点々と痕跡を残しながら東へ東へと向かい、ついには朝鮮半島を南下し、なおも数万人単位のユダヤ人が日本に来ていたのではないかというハナシ。

このテの話は嫌いじゃないので、歴史ミステリー的なテレビ番組や、雑誌記事などで断片的に知っていたことが、この一冊にわかりやすく書かれていた、という感想ではあるが、改めて読むとゾクゾクするほど面白い。
「珍説」「トンデモ本」「ムー」的な説と分類されがちで、実際そういう面も大いにあるんだけど、なんともロマンがある。

それにしてもイスラエルは遠いなぁ。地理的にも気持ち的にも。中国から韓国から東南アジアから、いろんな民族が日本に渡って来てるんだろうし、そこまでは納得できるけれど、現在の日本の文化に、ユダヤ的要素を感じることはないからな。
ところが実はかなり深いところまで、なんなら日本の根幹の部分まで、ユダヤ人とユダヤ教が食い込んでいるのでは、という説(いわゆるユダヤ陰謀論は、また別の話です)。おもしろい!


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それでは今日は、旧約聖書のアブラハムのくだりを読むと、反射的に頭の中で鳴り出すボブ・ディラン(ユダヤ系アメリカ人)で「追憶のハイウェイ61」を聴きながらお別れです。
 ♪おお神、アブラハムに曰く「おれのために息子を殺せ」
  アブラハムいうのに「そんなこといって おれをかつぐんだろう」
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爆笑問題withタイタンシネマライブ

2017/02/11 11:00
昨日はTOHOシネマズ六本木ヒルズにて『爆笑問題withタイタンシネマライブ』を観た。当日券2200円。

本当は新宿で観たかったのに、売り切れ情報があったので、仕方なく六本木で観た。こちらもほぼ満席。すごい。そして年齢層が高い。

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全13組出演。全員おもしろかった!マジで!
以下、記憶で書いてるので出演順は違うかも。

XXCLUB
タイタンに所属したばっかりの新人。親子経営のコンビニネタ。

ゆりありく
鶴の恩返し。りく(猿ね)の芸達者ぶりが反則技的におもしろい。

ミヤシタガク
女子アナと付き合えなかったプロ野球選手の引退会見。

脳みそ夫
アラサーの縄文人OLネタ。ブッ飛んでる。独特すぎる知的でシュールなお笑いが、なんとなくタイタンのカラーに合ってる気がする。要注目。

ウエストランド
J-POPに影響されてるネタ。

瞬間メタル
暴漢に襲われたらどうするか。

日本エレキテル連合
僕のご贔屓、エレキテルは昨年の単独ライブでもやってたサイッテーのネタ。いやおもしろいんだけど、キモチがわるい。

長井秀和
ヒヤヒヤするほどブッ込んだ創価学会ネタ。テレビじゃ絶対無理だし、映画館でもアウトじゃないかってくらい、引きつった笑いが起こる。

ここまでタイタン所属芸人。かなり増えた。続いてゲスト。

パックンマックン
トランプ大統領のコメンテーターとしてパックンが忙しい話から。

BOOMER & プリンプリン
相変わらずベタな、ペーソスたっぷり、おじさんのドラえもんネタ。

中川家
安定の電車モノマネから。

ダチョウ倶楽部
今回一番楽しみにしてたのがダチョウ倶楽部。いったい何をやるのかと思ったら、伝統芸のゲームセンターみたいなメガネ屋からの、おでんネタ。
そこにおなじみのギャグを全て盛り込んだ豪華版だった。

爆笑問題
パックンマックンと「トランプ大統領」「スマホアプリの翻訳」ネタがかぶってしまう。一時期よりも少しテンポをゆっくりにして、ひとネタを掘り下げてる気がする。

アフタートークまで2時間半。たっぷり笑った六本木の夜。
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すばらしい新世界

2017/02/08 23:51
オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』(ハヤカワ文庫/大森望=訳)を読んだ。新刊800円+税。

2年くらい前に光文社古典新訳文庫版で読んで、まだ記憶も新しいんだけど、新訳版が『動物農場』と並んで「ディストピア小説」として売っていて、シンプルな装丁に惹かれて思わず一緒に購入してしまった。

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それにしても、ハクスリーの想像力にあらためて驚く。これは1932年に書かれた古典だ。しかしノスタルジックな要素は一切なく、ここで描かれる未来世界は、おそらく1930年代の読者よりも、2010年代の僕らの方が、よりリアリティを感じながら読めると思う。

ジョージ・オーウェルの『一九八四年』と違って、この未来はなかなか抗しがたい。生まれた時からみんな平等。適度な仕事に適度な娯楽。配給されるドラッグで心の安定を得て、フリーセックス、老いの心配もない。
なんとすばらしい新世界。

そこにニューメキシコの野人保護区で生まれた野人(インディアン)ジョンが登場する。ジョンは母親が白人で、文明世界のことを知っている。そして文字を覚えたジョンは、野人保護区で偶然見つけた「シェイクスピア全集」を暗誦できるまで読んでいる、旧世界のロマン主義的青年だ。

新世界の統制官と旧世界のジョンとの会話がクライマックスだが、ジョンを応援しつつ、統制官の語る新世界の利点にも抗しがたい僕がいる。だって新世界の方がラクだから。おれ、新世界の住人でいいかも。

翻訳は光文社版も早川版も、どちらも読みやすく、印象に大差はない。

 「みんなわたしのこと、とても弾みがいいって言うのよね」
                   (訳=黒原敏行)

 「すごくむちむちだって、みんなに言われるの」
                   (訳=大森望)

これはもう好みの問題だろう。僕は「むちむち」の方が好きだけど。
光文社版1048円+税。ハヤカワ版800円+税。ここはハヤカワの勝ち。
でも光文社版はハクスリーの「前書き」と長めの解説、ハクスリーの年譜までついてます。ここは光文社の勝ち。


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それでは今日は、光文社文庫版の時とおんなじだけど、やっぱりルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」を聴きながらお別れです。
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マグニフィセント・セブン

2017/02/07 15:03
昨日はイオンシネマ板橋にて『マグニフィセント・セブン』を観た。
月曜割引にて1100円。

『荒野の七人』リメイク版。監督アントワーン・フークア。画像は海外版のイメージポスターを採用しました。

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今度の七人は多様な人種が集まった。何しろ主人公が黒人、そしてフランス系、アイルランド系、メキシコ人、アジア人、インディアン・・・。
アメリカとは多様な人種が集まった国なのですよ、トランプさん。
暴力で町を制圧する悪徳実業家に、人種混合チームが立ち向かうのだ。
トランプのマジックに気を取られるな!

ここにアジア枠が一人いるのは嬉しいが、出来れば日本人が一人、食い込んで欲しかった。だって元はと言えば『七人の侍』なんだから。と思うんだけど、イ・ビョンホンが実にかっこよく、彼に対抗しうる個性を持った日本人俳優を思いつけないのが悔しい。

主人公が黒人(デンゼル・ワシントン)というのも意表を突いていた。今でこそ黒人ガンマンも、タランティーノの『ジャンゴ 繋がれざる者』など、多少は見慣れてきた感があるが、1960年には思いもつかなかっただろう。黒ずくめの黒人ガンマンを演じるデンゼル・ワシントンは、圧倒的な存在感を放っていた。はみ出し者ばかりだから、誰一人、彼が黒人であることに偏見や差別意識を示さない。

映画音楽にはジェームズ・ホーナーとサイモン・フラングレンの二人のクレジットがあり(ホーナー氏が2015年6月に急死したため、引き継がれたのかもしれない)、パーカッションのリズム「ダン、ダッダッダン、ダッダダダダン」に、かの有名なエルマー・バーンスタインによるテーマ曲が隠されている(そしてラストはついに・・・!?)。
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真夜中に響く重低音。

2017/02/05 02:27
ふらりとCDショップに立ち寄ると、
オールマン・ブラザーズ・バンドのフィルモア・ライブが流れてた。
飽きるほど聴いた「エリザベスリード」が死ぬほどカッコイイ。
うぉー、ベリー・オークリーのベース!
ブッチとジェイモーのダブル・ドラムス!
なんちゅう演奏だ。もうみんなどうかしてる!
そこで僕は思わずオールマン・ブラザーズ・バンドの棚へ・・・
行かないよ。持ってるっつーの。

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要するにオーディオの差だ。
お店のスピーカーの大音量と、僕んちの可愛いラジカセの差。
「SACD」だの「Blu-spec CD」だの高音質を謳うCDが出ているが、
僕んちの可愛いラジカセにとっては、何の意味もない。
いや、僕んちの可愛いラジカセだって、実はスペックは高いのだ。
はっきり「アパート住まい」の限界だ。そりゃ大きい音出せないもの。
「ウィッピングポスト」まで聴いた僕は、CDを探すのをやめて、
ビックカメラのヘッドフォン売り場に向かった。

あるわあるわ。ピンからキリまで。
1500円くらいの価格帯から10万以上の高級ヘッドフォンまで。
高級ヘッドフォンは論外。あくまで5000円以下の価格帯で選ぶ。
サンプルに並んだヘッドフォンを、自分のiPodに挿してみる。
今日はドナルド・バードのジャズだ。
いい。イヤフォンで聴いてるのと全然違う。
中でもSONYのEXTRA BASSというシリーズが、
3000円くらいの価格帯のものでも、異様に重低音が強調される。
バランスが悪いといえば、ものすごく悪い。
ここまで重低音を強調しちゃうと、もはや別物では・・・。
しかし一度これを聴いてしまうと、他のヘッドフォンは物足りない。
もう一度戻って、EXTRA BASSシリーズを聴いてみる。
わははは、レイモン・ジャクソンのベース!
レックス・ハンフリーズのドラム!
よっしゃコイツだ。3110円という安さが気に入った。

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というわけで、わずか3110円というリーズナブルなお値段で、
新たなミュージックライフを手に入れた、安上がりなオレ。
これいいわ。
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国境にバカの壁。

2017/01/28 22:14
トランプ大統領がテレビに映ると、
ディストピアもののB級SF映画を見ているような気になってしまう。
そんなトランプ大統領、メキシコとの国境に壁を作るんだって
張り切ってるけどホントかね。
実際、不法移民問題とか分からんし、壁で防げるのかも分からんし、
もう勝手にやってくれ、という感じなんだけど、
映画に出てくる国境警備隊ってカッコイイよなぁ、と思ったりして。

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チャールズ・ブロンソンの『ボーダーライン』(1980)
これは日本未公開だけど、テレビでやってた。
ブロンソンはカリフォルニア州とメキシコ間の国境警備隊の隊長役。
地味ながらそこそこ面白い映画だった。

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こちらはジャック・ニコルソンの『ボーダー』(1982)
ニコルソンはテキサス州とメキシコ間の国境警備隊。
これまた地味な、社会派にして人情派サスペンス映画。

壁なんか作ったら環境的にも影響が出てしまいそうだけど、いいのかね。
とりあえず、西部劇でも見慣れた国境付近の景観が
メチャメチャに変わってしまいそうだから、映画で見納めを。


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というわけで、今夜はライ・クーダーの
「アクロス・ザ・ボーダーライン」を聴きながらお別れです。
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動物農場

2017/01/26 16:20
ジョージ・オーウェル『動物農場』(ハヤカワ文庫/山形浩生=訳)を読んだ。新刊700円+税。

ジョージ・オーウェルは『一九八四年』を読んだ時、なんちゅう息苦しい小説だ、もうヤダ、早く読み終わりたい、と思ったから、これもどうしようかと迷ったけれど、薄い本だし、動物だし、と読んでみた。

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農場の動物たちが、革命を起こして人間を追い出し、動物だけの独立した共和国を作る。奴隷のような労働から解放され、夢の楽園になるかと思われたが、徐々に指導者のブタたちが特権階級となり腐敗していく。

巻末には、オーウェル自身による「序文案」と、ウクライナ後版への「序文案」、さらに山形浩生による訳者あとがきが掲載されていて、ボリュームもあり、どれも興味深い。
その訳者あとがきに詳しく書かれているが、この小説はレーニンによるロシア革命と、その後のスターリンの独裁体制、圧政をモデルに、寓話化したものだ。オーウェルは1943年に、ほぼリアルタイムで、ヨーロッパからジャーナリスティックな視点で書き始めている。
面白いのは、単純に社会主義を批判したものではなく、オーウェル自身はマルクス主義に傾倒する社会主義者だったという。ソ連を見ながら「おい本当の社会主義って、そんなもんじゃないだろう、しっかりしろよ」という思いらしい。

  わしには理解できない。こんなことがわしらの農場で起こるとは
  信じられない。たぶんわしら自身の落ち度のせいなんだろう。
                          (ボクサー)

ボクサーというのは、農場で一番大きく力の強い馬。支配階級がブタだったり、ロバやヒツジや牛など、それぞれの性格付けが、絶妙に、ある種の人間の傾向を代表させてるのが、読んでいるうちに分かってくる。
今も入手できるちくま文庫版は、開高健の訳らしいので、そっちも読んでみたいところ。


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それでは今日は、R.E.M.で「アニマル」を聴きながらお別れです。
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ハドソン川の奇跡

2017/01/23 11:13
昨日は池袋・新文芸坐にて『ハドソン川の奇跡』を観た。
ラスト1本割引にて850円。

僕が人生の師匠と仰ぐクリント・イーストウッド監督の最新作品を、実はまだ観ていなかったので、日曜日の夜にコッソリと観ておく。

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うーん上手いっ!もうストーリーがどうこうじゃなくて、その語り口の上手さに酔いしれる。小説でいうと、内容よりも文章の上手さに唸る的な。
過剰な表現を一切排して、研ぎ澄まされた映像で語る96分だった。

物語は、イーストウッド監督作品には珍しく、爽快なヒーロー映画だ。
キャッチコピーには「155人の命を救い、容疑者になった男。」とあり、
機長の判断を調査委員会から問われ、本人さえも迷う瞬間があるのだが、観客は初めから一度も機長の判断を疑うことはない。
乗客の中には赤ん坊を抱いた若い母親がいる、ゴルフ旅行に出かける父子がいる。足の不自由な女性とその娘がいる。そうした乗客の人間模様を手際よく印象付けて、観客に彼ら彼女らの無事を確認させるのだ。それも決して煽ることなく、しかししっかりと確認させてくれる。
さらに英雄は機長一人ではなかったことが、大きな感動を呼ぶ。副操縦士やCAたちの冷静な行動。そしてNYの様々なプロフェッショナルの人々。

電話の会話だけで見せる機長と奥さんの愛や、ラストの副操縦士のセリフまで、鮮やかに決めるイーストウッド師匠の名人芸を堪能した。
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時代はサーカスの象にのって

2017/01/22 12:09
昨日は新宿FACEにて、Project Nyx『時代はサーカスの象にのって』を観劇。前売券の他に当日ドリンク代500円。

作・寺山修司、演出・金守珍、美術・宇野亞喜良。
2015年に上演された『新宿版 千一夜物語』に続く「ロックアンダーグラウンド爆裂シリーズ」第2弾のロックミュージカル。

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歌舞伎町に久々に行ってみる。ヒューマックスパビリオンという、ゲームセンターやサウナが入ってるビルの7階に「FACE」はあった。
会場には四角い格闘技のリングが設置されていて、宇野亞喜良さんのイラストから抜け出たようなメイクの女優さんに案内してもらうと、リングサイド2列目の良席でびっくり。

リング上でラウンドごとにシチュエーションが変わる、連作短編風というのか、なかなかにカオスな世界。根底にあるのは「アメリカ的なものと日本人」だろうか。寺山修司が「天井桟敷」で上演したのは1969年とのこと。ヒッピー、サイケデリック、ベトナム戦争、ラブ&ピースの時代のエッセンスが2017年版にもほのかに残っている。

そしてリング上とは別のステージでは、SHAKALABBITSが生演奏。これがカッコイイんだ。前回の『新宿版 千一夜物語』にも出演していたが、今回は一部セリフもあり、より演劇に密接に絡んでいる印象。

隅から隅まで濃過ぎるキャラクターしか出てこないが、すぐ目の前でみるサヘル・ローズの美しさに息をのんだ。テレビ(「探検バクモン」)でいつも見てるのに!
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丘の上のバカ

2017/01/16 14:52
高橋源一郎『丘の上のバカ』(朝日新書)を読んだ。
新刊780円+税。

サブタイトルに「ぼくらの民主主義なんだぜ2」とある通り、2015年に刊行された本の続編。

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前作『ぼくらの民主主義なんだぜ』は、震災直後の2011年4月から、朝日新聞に連載された「論壇時評」をまとめたものだった。今回はその続き2015年4月分から。だけど前半1/3くらいで「論壇時評」の連載分は終わり、後半は同時期に書かれた、少し長めの文章から構成されている。

このシリーズを読んで思うことは、高橋源一郎の考え方に同調することではなく、もっと目を開いて耳をすませて自分の頭で考えなくちゃな、ということだ。この本には様々な文章が引用されているが、その出典の幅広さに驚いてしまう。新聞や雑誌、書籍だけではなく、ドキュメンタリー映画や演劇、公共的なパンフレット、雑誌「セブンティーン」の戦後70年特集から、WEB上で公開された言葉まで取り上げられている。

マスコミからの逆風に屈せず、トランプ氏を大統領に選んだのも民主主義なら、何をやっても安倍総理の支持率が下がらない(さっきテレビでは支持率67%と言っていた)のも民主主義。毎回ぼくが選挙で投票した候補者は一人も当選しないし、いったい民主主義ってなんなのよ、と思わずにいられない今、興味深く読んだ。


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それでは今日は、ビートルズ「フール・オン・ザ・ヒル」の『アンソロジー2』収録バージョンを聴きながらお別れです。

  ♪丘の上の愚か者は沈む夕陽を眺めながら、
  大きく開いた心の眼で、回る地球を見つめている
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この世界の片隅に

2017/01/10 00:14
昨日はイオンシネマ板橋にて『この世界の片隅に』を観た。
月曜割引サービスにて1100円。

イオンシネマは月曜割引があるので特に混んでいたが、なんとか映画館の片隅に席を確保して観た。
原作・こうの史代、作画監督・松原秀典、監督・片渕須直。

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ふわっとした水彩画のようなタッチのアニメーション映画。こういう絵柄でこそ表現できる物語があるのだなぁ、と感心して観ていたら、後半、この絵柄でなければならない理由がわかって、愕然とした。
悲しくて、悲しくて、とてもやりきれない。この限りないむなしさの救いはないのだろうか。
オープニングでコトリンゴという歌手が歌っていた。
なんと美しく、なんと残酷な映画だろう。
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入門を間違える。

2017/01/09 11:46
中山康樹『超ジャズ入門』(集英社新書)を読んだ。
レシート無くしちゃったけど、二百何十円だったかな。

こないだ近所のブックオフに寄ったら、年始企画で全本20%引きセールをやってたから、何か買わないと、と購入してみた。

ブックオフで、しかもブックオフ価格の20%引きで買った本に対して、まったく文句を言う筋合いはないんだけど、この本はひどいな。
面白おかしく書いてる部分がスベってるとか、自分以外のジャズ評論家や、ジャズ入門書を貶すのはともかくとしても、論理が破綻だらけ。一冊の中でいくつもの、たぶん20コくらいの矛盾がある。
もちろん、中にはうなずける部分もあるし、参考になる点もある。大筋で言わんとしてるところも分かる。にしても、さっき書いてたハナシと違うじゃん!ってのが気になって仕方がない。
一つ一つあげるつもりはないけれど、なにから聴いてもいいと言いながら、結局はマイルスだけ聴いてりゃいいんだってさ。


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釈然としないままだけど、とりあえずマイルス・デイヴィス聴いときますか。「ウォーキン」を聴ききながらお別れです。
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